2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『007 カジノ・ロワイヤル』

あまり考えなくて良い映画を観よう〜と思って古いコメディ映画を選んだ。気品溢れるデボラ・カーもここでは可笑しな役(ラッパの罰ゲームとか)、まだお若い頃のジャクリーン・ビセットはミス太ももという役柄だし。ジョン・ヒューストンの鬘が飛んだり...随…

『アメリカン・ラプソディ』

ここ数年のアメリカの若手女優さん達にいいなぁ〜って思う方々が目立つ。それも、大抵子役からというキャリアの方達。ソーラ・バーチ、クリスティーナ・リッチも魅力的だけれど、このスカーレット・ヨハンソンは特にお気に入り!最近作「ロスト・イン・トラ…

『サイコ2』

私は推理力・頭の回転がとてもスローなので馬鹿みたいに気になった作品を幾度と観てしまう。好きで観る作品があればこの「サイコ2」の様に「う〜ん...?」と訳の分からない箇所、でも気になって仕方がないという場合。でも、結局この映画が好きなのだと思う…

『ワンダーウォール』

日本での初公開は1996年と比較的最近なので、この公開作品を観られた方も多いかもしれない。私もそうでビデオも買ったのにDVD化...でも、嬉しい。1968年のジェーン・バーキンがまだロンドン時代に制作された作品で、やっぱり60年代末期の空気が1時間半程の間…

『みんな元気』

何故かまた観たくなったので観た。登場人物がごっちゃになり記憶が薄れていたが思い出せた。別に役名などはどうでもいいのだけれど。切なく優しい感情をおぼえる傑作映画だ、やっぱり。 定年退職した74歳(老眼鏡が印象的!)のスクーロ(マルチェロ・マスト…

『あの胸にもういちど』

やっと!やっと!の国内初DVD化。大好きなマリアンヌ・フェイスフルとアラン・ドロンの共演した1967年制作映画。原作はフランスの耽美派作家:アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの「オートバイ」。 可憐な少女、60年代ロンドンの華の様な存在だったマ…

『魂のジュリエッタ』

暫く絶版(廃巻)だったフェリーニの「魂のジュリエッタ」が再販される事になった。フェリーニの長編でのカラー作品としては最初のものと言われている。主演のジュリエッタ・マシーナは平凡な主婦(妻)。15年連れ添った夫の浮気を知り落ち込み苦悩する。そ…

『天使の肌』

タイトルとヴァンサン・ペレーズが監督というので気になって観た。ペレーズは「インドシナ」(カトリーヌ・ドヌーヴも素晴らしい!)や「王妃マルゴ」(イザベル・アジャーニも素晴らしい!)が好きかな?最近はハリウッド作品でも活躍している男優さん。「…

『ペダル・ドゥース』

とても面白い映画を愉しんだ。ファニー・アルダンが出ているので前から観たいと思っていた映画。やっと観る事が出来、それも予想以上に楽しかったので大満足! ファニー・アルダンを初めて知ったのは「隣の女」。そして「日曜日は待ち遠しい」は封切り前から…

『スイミング・プール』

まだ暗い早朝から複雑な面持ちで画面に向かう。大好きなお方の作品は何かゆっくりと観たいので静かな時間を選ぶ。いつもそう。小学6年生の時の「愛の嵐」の衝撃は今も私に付き纏って下さる。絶対的な好きを越えた存在の様なアーティストが数人居るのだけれど…

『ギャングスター・ナンバー1』

どうも最近偶然遭遇する映画は英国!という感じ。元々好きな国なので嬉しいけれど、何かこの様な偶然性というか巡り合わせに不思議な喜びを感じたりしている。今回はギャングもの。マフィアものはフランス映画が好きなのだけれど、先日は「ゴッドファーザー…

『ゴスフォード・パーク』

ウディ・アレンと並ぶ、私の好きなアメリカの監督さんであるロバート・アルトマン。でも、70年代の作品はほぼ観ているのに、80年代後半から90年代作品は未見のものがポロポロある。「ショート・カッツ」は2度程観ているけれど、登場人物が多くてまた観なけれ…