『バンガー・シスターズ』

cinemachouchou2005-06-10

ゴールディ・ホーンスーザン・サランドンの共演というだけで観たのだけれど、またTV放映され観ていた。ちょっぴりしんみり、でも笑えるシーン(ジェフリー・ラッシュ可笑し過ぎ!)、流れる音楽など楽しめる作品だと思う。


でも、お話の展開はちょっと物足らない気がしたのだけれど、とにかくゴールディ・ホーンが最高!彼女の表情や動きを見ているだけで気分が良くなるのだ。本当にいつまでもキュートなお方。今年60歳のゴールディ・ホーンスーザン・サランドンは1つ年下)だというのになんて可愛いくてかっこいいのだろう〜!


スーザン・サランドンも好きな女優さまなのだけれど、ここでは完璧にゴールディ・ホーンの魅力が圧倒的だった。60年代は元グルーピーだったという2人の20年後の再会。対照的な生活を送っていたのだけれど、今ではその良妻賢母でプール付きのお家に住むラヴィニア(ヴィニー)のサランドン。気ままに生きるセゼットのホーン。過去を封印して生きていたラヴィニアがスゼットの出現により、髪をショートにしお洋服もガラリと変えてしまう。夫も娘たちも最初は驚くが何とも円満に理解される辺りの単純さ。スゼットのお陰ですっかり執筆の進む潔癖症のハリー(ジェフリー・ラッシュ)の好演もとても楽しかった。


今ではケイト・ハドソンも着々と代表作が増えていて、ゴールディ・ホーンは孫まで居るというのにこの若さ!キュートさは素敵過ぎる。シリアスな作品もあるけれど、やっぱり最高のコメディエンヌだと痛感。


またもやデヴィッド・ボウイ様絡みにも即反応したのは言うまでも無く、スゼットはアラディン・セインのT-シャツを着ていたり、フェイム(どなたかのカバー)が流れたりしてご機嫌だった♪サランドンは70年代からボウイとは交流がある(「ハンガー」ではカトリーヌ・ドヌーヴと共にボウイと共演映画もある)、そんな好きな人たちがリンクし合って愉快だった。


「バンガー・シスターズ」:THE BANGER SISTERS
2002年 アメリカ映画 ボブ・ドルマン監督
出演:ゴールディ・ホーンスーザン・サランドンジェフリー・ラッシュ、エリカ・クリステンセン、エヴァ・アムッリ、ロビン・トーマス